関西3府県にも今日からほとんど効果がなさそうなダメダメ緊急事態宣言が出されるそうですが、決断力がない総理だとこういうもやもやした対策がとれないわけです。まったくもってもどかしいしやるせない気持ちになりますが、これも結局五輪ありきで動いているからなんですね。五輪のためにどれだけの国民を犠牲にするのか。死にかけの老害政治家たちは自分たちの人生が残り少ないからといって、日本の未来を支える若者たちまで巻き添えにするつもりなのか。今の自民党政府のやり方を見ているとそう思わざるを得ない状況ですね。
ここのところ起きているコロナの状況を辿っていきますと、まず大阪で基礎疾患なしの30代男性死亡。都営大江戸線の運転士37人が感染。荒汐部屋の親方と十両若元春含む11人がコロナ感染。神戸の40代男性がコロナで相次ぎ死亡。神奈川県の新型コロナ宿泊療養で軽症だった50代感染者が死亡。都立高校で初のクラスター。生徒ら45人感染確認。京都府内で、この年末年始に死亡したコロナ患者は10日間で17人。横浜の刑務所でクラスター。アメリカではコロナによる死者数が一日当たり4000人近くになり、累計死者数は35万人以上。イギリスのコロナ感染者の死者8万1000人超。3度目のロックダウン中。
イギリスでは最長3カ月補償する「雇用維持制度」があり、一時休業した労働者に対して、8割の給与を月額最大2500ポンド(約33万円)補償される対策がとられている。日本もいつまでもぐだくだな対策ではなくて、海外を見習ってしっかり補償つきのロックダウンを行うべきだと思うのだが、どうも日本の政治家ってのはそもそもの思考力がないのか足りないのか、自分たちのけち臭いやり方に固執して自縄自縛になっている気がするんですね。今までのやり方を見ていると。いろんな事情があるにしてもそれを乗り超えて国民に奉仕するのが政治家の仕事だと思うんですが、結局今だけ金だけ利権だけ+自分だけの思考で動いているからどんどん状況が悪化していくわけです。
平時の考え方を捨てて、我を捨てて、今は国民を守ることに集中してもらいたいが、亀の総理にそれができるとは到底思えないし、補償のことよりも罰則の話ばかりを強調しているあほ政府なので残念ながら日本の場合は政府による国難がまだまだ続きそうです。