ここ数年問題化してきている車の煽り運転。私も一応運転歴うん十年の元ゴールド免許保持ですが、当然ながらこれまで煽ったこともなければ、煽られて危険な目に遭ったことも一度もありません。高速道路は、休日にドライブする以外は、めったに使わないので、長い運転歴があっても高速を走る時は未だに緊張します。
それにしても一般道ならともかく、止まったら確実に事故につながる高速道路での煽り運転は本当にたちが悪い。追い越し車線に車を止めてケンカなんて正気の沙汰ではないですよね。しっかりとルールを守ることのできない人達が車を運転している恐怖とでも申しましょうか、気の短い人が増えているのかもしれません。
去年、神奈川の東名高速で煽り運転による悲惨な事故がありましたが、他の地方でも最近よく起きています。運転席に座ると性格が変わる人、確かにいます。普段はとても温厚な人なのに、ハンドルを握るとオラオラ運転になる。日頃のストレスを車の運転で解消しているのでしょうが、そういう人が運転する車が高速にいると思うと、やっかいだしゾッとしますよね。
確かに追い越し車線をノ口ノ口走っている車を見かけるとこっちもイライラするし、煽りたくなる気持ちもわからなくもないのですが、まず高速道路を走っているという自覚が大事ですよね。車の運転に慣れると、どうしても自分を過信して、ついついスピードも上げてしまい、それが大きな事故につながる。
京都府警がへリで高速を監視し、高速隊のパトカーと連携して煽り運転の撲滅作戦を始めたらしいですが、グッドアイデアです。燃料代が高くつきそうな作戦ですが(苦笑)、無謀なドライバーの取り締まりに全力を尽くしてもらいたいですね。