コロナの新規感染者は首都圏では相変わらず高い水準で増え続けており、死亡者はこれまでに1600人以上。累計感染者数は9万人以上に登り、国内でも10万人近くの人がコロナに感染したことになる。この数字が本当に正しいのかどうかはさておき、国民の命より経済や自分達の利権を優先する横暴な自民党政治は未だ続いているわけですが、菅総理に変わってまだ一か月過ぎぐらいか。批判するには早すぎるし、もうしばらく様子見という感じですが、おそらくまた批判GOGOの政権になってしまうんでしょうね。そんな中、大阪では都構想に向けての住民選挙が迫っており、都構想を推進する維新と、それに反対する大阪自民、共産系の政党が激しい演説合戦を繰り広げているようです。
れいわ新選組の山本太郎も大阪に何度もやってきて、必死に反対演説を行っているみたいですね。山本太郎と言えば、やはりビートたけしの元気が出るテレビの1コーナー「ダンス甲子園」で海パン一丁で踊っていた姿と、メロリンキューーのインパクトが未だに根強く残っていますが、いつの間にか政治家になり、自分の政党を立ち上げて随分とイメージが変わりました。はみだし刑事にゲスト出演したり、「バトルロワイヤル」でカッコいいアクションを見せたり、俳優としても印象に残っていますが、そんな彼が今大阪に来て必死に都構想に反対しているのを見ると、なんか不思議な感じになってしまいます。
都構想については色々とメリット、デメリットが言われていますが、その中にはデマも多く、何が正しくて何がデマなのかはっきりとわからない状況。今度の選挙は単に「大阪市を廃止する」ための選挙であり、都構想を実現させるための前段の選挙にすぎないという認識でいいのかな。まあ大阪府民には投票権はないし、結局は大阪市民しだいってことになるのですが、はたして大阪市民がどんな選択をするのかが注目ですし、府民の生活にも関係してくるのでその成り行きが気になるところですね。
大阪都になったら住民にはこんなメリットがあって、とっても住みやすい町になるよ!っていうもっと明確なアピールがあればいいが、二重行政を廃止するとか言われても住民にはピントこないし、4つの特別区に分けて一体何がしたいのか具体的なことが全く伝わってこない。こんな状態でこんな選挙をやって本当に大丈夫なのかなと思いますが、まあ大阪市民の良識ある判断に期待するしかないですね。