ここ連日自分が子供の時にテレビや雑誌で見ていた、知っていた人の訃報をよく耳にするようになったが、つい最近では日本を代表する作曲家の筒美京平さん。ジュディ・オングの「魅せられて」や、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」もこの人が手掛けた作品。子供の時に歌番組で聞いた曲のほとんどに筒美さんが関わっていたといっても過言ではないくらいの数多く作曲し、「サザエさん」や、キョンキョンが主演した大映ドラマ「少女に何が起こったか?」のエンディング「摩天楼ブルース」、CCBの「Romanticが止まらない」、中山美穂の「C」、本田美奈子、斉藤由貴、SHOW-YAなど、当時の売れっ子アイドルからバンドの曲まで幅広く作曲されていた。
それから70年代の青春ドラマで活躍した森川正太さんも数日前に亡くなったそうです。森川さんは「太陽にほえろ!」とか「爆走!ドーベルマン刑事」「噂の刑事トミーとマツ」など、刑事ドラマでもよく見かけましたね。刑事ドラマで最後に見たのは「刑事貴族2」だったと思いますが、脇役でもとても存在感のある個性的な役者さんだったと思います。
私が子供の頃に読んでた週刊少年ジャンプと言えば、「キン肉マン」「北斗の拳」「キャッツアイ」「キャプテン翼」「こちかめ」「ドラコンボール」「ウィングマン」などなど、後にアニメ化されたヒット漫画がたくさん連載されていた時代で、その中に「きまぐれオレンジロード」という青春ものの漫画もあった。その頃はキン肉マンなどのヒーローものに夢中になっていたので残念ながらきまぐれオレンジロードはほどくに読まず飛ばすことが多かったが、時々は読んでいたと思います。その作者であるまつもと泉さんも最近亡くなったとのこと。
渡さんや岸部シローさんなど最近、子供の頃にテレビで活躍していた人たちがどんどんいなくなり寂しい限りですが、自分の歳を考えるといよいよそういう時代に入ったというか、酷な話、80年代を彩っていた人たちが天に召されるターンがやってきたのだなと。これから自分が知っている有名人の訃報を続々と聞くことになるんだろうなと思うと切なくなりますが、時代の流れは誰にも止められませんからね・・・。