日本海側の積雪がもの凄いことになっているそうで、なんと九州の鹿児島まで雪が降り積もるという猛寒波が続いております。この正月三ヵ日は例年通りの寝正月でしたが、軽くドライブにも行ってきました。西名阪から伊勢神宮に行くつもりが時間に間に合わず、折り返して名神に乗りそのまま帰路へ。新名神に入った途端に雪が降り出して、気づけば周りは一面の雪景色に変わっていた。
路面も白くなりだして、高速のアイスバーンなんてシャレにもならんなと思いながらおいおいと慌てふためく。チェーンもなければ履き替えるタイヤもない。無事に走れるか心配になったが大津のサービスエリアに着いた頃には雪景色は消え、降っていた雪も雨に変わっていました。
新潟のほうでは積雪の影響で電車が途中で止まり、乗客が15時間も車内に缶詰状態にされたそうな。最近電車のトラブルが続いていますが、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかったのに、そのまましばらく走り続けていたというニュースを聞いた時は愕然とした。結局JRは13年前に福知山線であのような大きな脱線事故を起しておきながら何も変わっていなかったということなのでしょうかね。国内では開業以来、まだ新幹線の大きな事故はありませんが、この調子だといずれでかい事故を起こしてしまいそうな、そんな気配を感じます。
飛行機にもありましたよね。日航ジャンボ機(123便)の墜落事故。あの機体は墜落する7年前に尻もち事故を起こして、その時の圧力隔壁の修理ミスがあの大きな事故の原因になったと言われていますが、その新幹線の台車のニュースを聞いた時、すぐさま123便の事故のことを思い出してしまった。大きな災害は忘れた頃にやってくる。所詮人間なんてのは忘れる生き物だし何度も同じ過ちを繰り返すんだけど、取り返しのつかない過ちは繰り返すべきではないし、まず一番に何が大事なのかを考えるべきなんですよね。
近頃の日本社会は人命軽視で何でもお金が優先。もちろん生きてくためにはお金も大事なんだけど、命がなくなったらお金なんて一銭も使えなくなってしまうわけですからね。JRの場合は人命よりもダイヤ優先。プライオリティの付け方がどうにもおかしくなってしまっている我が国なんですが、JR、あまりに乗らないけどしっかりしてもらいたいですね。