もうすでにGWに突入している方々も多いと思います。例年ならどこかに旅行に出かけたり、帰省したり、友達と泊まりがけで遊びに行ったり、自由に遊び回ることのできる絶好のホリデイウィークなのでしょうが、今年は残念ながら誰もがみんな家に閉じこもって時間を持て余すという非常に緊縮に緊縮を重ねた一週間を過ごさなければならない。
政府は色々と施策を打ち出して「オンライン帰省」などというまた謎めいた言語を生み出して国民にそれを推奨している。そもそもオンライン環境がある人はいつだって実家にいる叔父や叔母と顔を合わせることができるし、何もGWに合わせてわざわざそんなことをやる必要はないわけで。
日本と同じ島国である台湾はコロナの封じ込めに成功し、いち早くプロ野球を開幕させているとか。感染者数は400人以上いるらしいが14日間連続で新規感染者数は0。早い段階で中国人などの流入をストップさせたのが候をそうし、コロナによる死亡者もたった6人。やはり、優秀な人材がトップにいるとこうも結果が変わるわけですね。
一方、我が国は現在の感染者数は1万人以上を超え、300人以上の死亡者を出している。昨日の東京の感染者数は72人と久しぶりに二桁になったようだが、日、月曜は検査数が少なく出るらしい。数字いじりがお得意な我が国の政府なので、今の数字が本当に実態をあらわしたものなのか疑わしいし、感染経路が不明な感染者が毎日増え続けているのでいつどこでも爆発的クラスターが起きてもおかしくない状況。
台湾と同じように日本もいち早く中国人の流入を止めていればこのような状況にはならなかったはず。ダイヤモンドプリンセスの騒動が起きた時点でもっと真剣な対応をしていれば結果は大きく変わったのではないか。医療崩壊を極端に恐れて、はなっから国民にPCR検査を受けさせず、今は韓国をぱくってドライブスルーの検査をやっていたりする。きんぺーの国賓、五輪開催にこだわったせいで判断が鈍り、何もかも後手後手になってしまった愚かな我が国の政府。
検査を受けられずに在宅死している人も増えている。とてもじゃないが緊急事態宣言を解除できる現状ではなく、この先もとくに東京は毎日一定に感染者が増え続けていくのではないだろうか。地方ごとに宣言を解除する話もあるらしいが、ならば東京を完全封鎖しないと意味がない。無自覚の感染者があちこち地方に出歩いて、また無意識のうちにあちこちでコロナをばらまいてしまう恐れがあるからだ。
台湾のように新規感染者が0になり、それが二週間ぐらい続けば、日本も宣言の解除ができるのだろうが、その段階になるまでまだまだ時間がかかるだろう。独自で緊急事態宣言を出し、いち早くそれを解除した北海道がまた感染者を増やしている現状を見ると、東京や他の地方も延々と繰り返し感染者を出していく事態になるのではないか。
さて、GWはなにをしようか・・・。