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ちょちょい日記

頭の中のほんのちょっぴり浮かんだ疑問を書き綴っております。

ゲスい時代

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ゲスい時代

アメリカの大統領選挙が近づいてまいりましたが、それにしても今回は、まれに見るスキャンダルと誹謗中傷合戦のオンパレード。国の未来のことや政策のことをそっちのけで、敵の弱点を見つけ出すことに執着して「どっちが罵り上手か?」を競っているようにしか見えない。今回、大統領候補に選ばれた二人は、そろいもそろって、まあはっきり言ってしまえば「ゲスい」。「さあ、どっちかマシなほうを選べ!」と言っている感じがして、なんだかなあ。世界をリードしてきたアメリカの凋落が垣間見えます。


日本にとってはどちらが大統領になろうともあまりメリットがなさそうです。当選すれば、初の女性大統領となるヒラリーは、中国寄りの政策を取り、一連の南シナ海などの問題を黙認する可能性があり、尖閣諸島問題を抱える日本が大変厳しい状況に置かれることは必至です。一方、トランプも、日米の安全保障については、どうやら理解が足りておらず、「日本が防衛費を全額負担すべき」などと言ったり、在日米軍の撤退も主張していることから、やはり、国防の面で、日本が不安定に陥る可能性が高い。


泣いても笑ってもまもなくどちらかがアメリカの大統領になってしまう。日本は、また多大な圧力をかけながらもつきあっていかなければならないわけです。日本の防衛力の増強のために、ここはぜひトランプに当選してもらいたいですね。トランプは、一時期日本の核武装を容認していたし、もし米軍撤退を本気で実現するとしたら、日本は独自で軍事力を高めざるを得なくなる。いつまでもアメリカに守ってもらっているのもおかしな話だし、今日もまた北朝鮮がミサイルを撃とうとしているし、横取りジャイアンの中国が未だに嫌がらせのように尖閣にちょっかいをかけ続けてくるなど、日本には、現在様々な脅威がはびこっている。だから、日本がそういう方向へ突き進んでしまうのは、ある意味仕方のないことだと思います。


この間、ファミ劇で1980年に中国の天津市で行われたゴダイゴのコンサートを撮影した番組を見ましたが、当時の中国人が目をキラキラ輝かせながらゴダイゴの曲を夢中になって楽しんでいる姿が印象的でした。この頃中国人、まだ純真というか無垢というか、観客のみなさん全員がとっても良い顔をしながらゴダイゴの演奏に聞き入っているんですよね。この頃の日本と中国は、わりと良好な関係を保っていたのでしょうね。あれから36年が過ぎて世代交代が進みましたが、いつ頃から横取りジャイアンに目覚めてしまったのか。あの頃の純真さをぜひとも取り戻して欲しいものですが・・・。


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