今年は本当に災害だらけの一年になりそうですが、一昨日やってきた台風21号は我が町にも大きな爪痕を残して去っていきました。これまでの台風は九州側から上陸して東に進み、西日本を縦断している間に勢力が弱まり、大阪にたどりつく頃には、大した雨風ではなくなっているのが今までの常識だったわけですが、今回の台風は、全く勢いが弱まることなく、とてつもない強風が町に猛威をふるいました。
当然ながらこの日は一歩も外には出なかったが、今まで聞いたことない風音がゴーゴーとうなり続けていた。テレビのニュースを見ながらこの間取りつけたばかりのスカパーのアンテナのことを気にしていたら、台風が最接近した14時頃に停電が発生。しかし5分くらいで復活し、何とか事なきを得たと思っていたのも束の間、うちの近所では、軽トラが強風を受けて横転していたり、街路樹や電柱が何本も倒れている場所があった。
昨日、車で市内を走ってみたところ、強風のせいで別の方向を向いている信号機がいくつもあった。また停電の影響で止まっている信号機もたくさんあり、交差点に立って手信号で車を誘導している警官を何度も見かけた。
先程また北海道で震度6強の地震があったみたいですが、大水害に大地震、台風に猛暑と、この数ヵ月災害続きの日本列島。大阪の台風被害の映像を見ていると小松左京の「日本沈没」の映画の1シーンを見ているような気分になったが、やはり先見の明があったということなのでしょうか。
二年近くモリカケばかりやり、経済活動が第一とかいって外人ばかり呼び込んで国民生活を守らずおのれの利権や我欲を優先しデタラメなことばかりを繰り返す政治家たち。他の業界の犯罪はきびしく批判するのに自局の人間が起こした犯罪は一切報道をせず事件を隠して謝罪もしない。局同士でなあなあになって報道責任を果たさないオールドメディア。そしてそういう政治やメディアをやすやすと受け入れてしまう国民。日本の神はきっとこういうのをしっかり天から見ているのでしょうね。自浄能力がないなら天災によって自然淘汰するしかないと、天罰を繰り返しているようにしか思えない。
悪い政治が続くと大きな災害が起こることは民主党政権がしっかりと立証してくれましたが、今はそれ以上に悪い政治が続いているということになるのでしょうね。まだまだ続きそうな気がします。