今月また仙台のほうで交番襲撃事件があり、警官が一人刺殺されてしまった。6月の富山に続きまたしても20代の若者による犯行。今回の犯人は、もう一人の警官に拳銃で三発撃たれて即死してしまったので動機がわからないまま捜査終了となりそうですが、一ヵ月経っても逃亡犯を捕まえられなかった大阪府警にしろ、やはり全体的に箍が緩んでいるんじゃないのでしょうかね日本の警察は。
6月にあのような悲惨な事件があったにも関わらず、全く危機感がないというか平和ボケというか。もう同じような事件は起こらないであろうと決めつけて何も対応しなかったのだと思いますが、その「決めつけ」が結局命取りになったわけです。あらゆる可能性を考えて行動するのがモット一であるべきなんだけど、近頃の日本人は柔軟性を失っているというか、頭が硬くなってしまったのか、とにかく悪いことは考えない、自分にとって都合の良いことだけを考える。要するに心に余裕がなくなってきている感じがするんですね。
政治にしろメディアにしろ警察にしろ、やはりいろんな出来事で見えてくるのは職務怠慢。税金を自分のこづかいのように使う役人たち。自分たちの給料はどんどん上げて、国民にはたばこ税だ消費税だといってどんどん課税を積み上げていく身勝手な政治家たち。こんな調子では来たる平成の次の時代の日本は暗黒の時代になってしまうのではないかと個人的に危惧しているのですが、前途ある20代の若者が警察を襲うような時代ですから、もう暗黒の入口に入っているのかもしれませんね。
前にも言ったようにやはりね、西部警察みたいな強い警察をテレビドラマで描かないとダメな気がするんですよね。コンプライアンスとか言ってる場合じゃないんだよね。