テレビではこの間の参院選よりも吉本のお家騒動の話題で持ちきりらしいですね。私は地上波を見ないので個人的にはどうでもいい話なのですが、ただ、政府が何かの事業で公金100億円を吉本に注ぎ込んでいることについてはなんとも解せないです。
最近の吉本はお笑い以外にも様々な事業に乗り出しているらしく、政府と関わるものもいくつか参入しているそうな。なら、なおさら反社会勢力に対してはシビアにならないといけないはずなのに、どうもその辺りのことをうやむやにして必死に誤魔化そうとしているのがもう見え見えなんですね。テレビで視聴者を先導して、反社の問題をお家騒動にすり替えて嘘情報を次々と流しながら甘々な対応で乗り切ろうとしている。今はそんな状態なのかもしれません。
子供の頃に見ていた吉本は好きだったけど、最近はすっかり世代が入れ替わってしまって、今の芸人を見てももう誰が誰だかわからない。ダウンタウンを越えるような芸人もいないし、ダウンタウン以降勢いが止まってしまった吉本にも見える。スムーズに世代交代が進んでいないこともこの騒動の原因の一つなのかもしれませんね。
個人的に何より気になっているのは、毎年、必ず年末に見ている「笑ってはいけない」の放送の有無。このままこの騒動が収まらない場合、もしかしたら今年からなくなってしまうかも。年頭に今年は嵐の年になると言いましたが、日本の芸能界にもどうやら嵐が吹き荒れているみたいです。改元をきっかけに時代が変わり始めているのかもしれません。