令和の時代が到来しました。昭和から平成になった時は、昭和天皇が崩御されたということでテレビは全チャンネル一斉に自粛期間に入り、天皇崩御の特番を約一週間ぐらい延々とと流し続けていたのを昨日のことのように思い出します。
当時、中学生の子供だったので、大変失礼ながらやはり一日中テレビがその特番ばかりだと、何というかもたないと言いますか...。とにかく全チャンネルが天皇特番だったので、仕方なく向かったところはレンタルビデオ屋。当時近所にいくつか店がありましたが、どこ行っても人が多くてびっくり仰天。当時、娯楽と言えば、やはりテレビしかなくて、そのテレビが天皇の特番ばかりやっているもんだから、レンタルビデオ屋が大繁盛するという奇妙な現象が全国的に起きてしまったんですね。
こんな状況なので借りたかったビデオはほとんど貨し出し中になっており、結局、見たくもない映画を無理矢理何本か借りて家で見ていたという。しかし、平成から令和には変わった今日は、もちろん新しい天皇の即位式などはしっかりテレビで見届けようと思っていますが、昭和から平成になった時との違いと言えば、まずネットがあることと、そして、HDレコーダーにたんまりと録画した映画やドラマがたくさんあるので、わざわざレンタルビデオを借りる必要がなくなったこと。
この30年で色々と変わったことを実感できる部分ではありますよね。30年前に近所に6軒ぐらいあったレンタルビデオ屋は、ほとんど潰れてしまい、今は1軒しか残っていない。今はネット配信で好きな作品をいつでも好きなだけ見られる時代になったし、これもまた時代の流れというべきなのでしょうか。かくいう私も今はオンラインでDVDやCDを借りるようになってしまったし、そらレンタルビデオ屋潰れてしまうわなとしみじみ感じるわけです。
令和はどんな時代になるのか。色々と新しい風が吹くのか、はたまた嵐になるのか。ボヘミアン・ラプソディを見てからとりあえず今日は寝ます。