平成も残り一週間となりました。自分は昭和生まれですが、昭和よりも長く平成時代を生きてきました。でも30年あった平成よりも生きた時間が短かった昭和のほうが刺激的で面白い時代だったと思います。
平成のこの30年は結局のところ、日本社会が緩やかに後退して老化していくのをまざまざと見せつけられた、そんな時の流れだったと思う。平成が始まった時の日本はバブル絶頂期であり、日本人全体が若くて勢いがあった。最近、ぼやきブログで平成初期の作品をとりあげることが多いですが、当時の映画やテレビドラマを見ていてもそれがよくわかる。
最近また高齢者による車の大事故が各地で相次いでいますが、30年前はこんなニュースを毎日聞くことはなかったし、やはり着実にこの国は高齢化が進んでいる。令和になっても今のデタラメな自民党政治が続く限り、このような事故が起き続けて、もっとエスカレートしそうな気がします。
今月行なわれた各種の選挙は、国政の選挙においては自民が敗北したとのこと。厚生省の統計偽装を発端とした近年の自民政治の退廃ぶりを見れば至極当然の成り行きではないかと思う。消費税の値上げやら移民、水道他、国民生活に目を向けずに色々と好き勝手な忖度政治をやり続けてきたわけだし、今度の参院選も自民はボロ負けするのではないかと個人的にはそう見ている。
令和の時代におそらく自民党は崩壊し、新しい政党による日本の新しい政治が始まると思っています。そうあるべきだし、そうでないと日本はもうもたないと思いますね。何はともあれ、さようなら平成、こんにち令和。