2016年に入って早4ヵ月半が過ぎたが、今年は、いろんな出来事が起こり過ぎて、もうすでに年末になったかのような、そんな感覚にもなるのですが、それにしても、最近のニュースを見ると、酷い話が多過ぎてああ無情にさせられる出来事が多いですね。最近問題になっている都知事の公金横領事件なんかとくに酷い話で、湯水のようにジャブジャブ税金を使って私腹を肥やしている。結局、権力欲しさだけで政治家になった人達は、根本的に駄目なんですよね。記者会見なんか見ても、開き直ったかのような態度でへらへらしながら言い訳にもなっていない言い訳ばかりしていたし。
へらへらと言えば、三菱自動車の燃費偽装問題。まあこれも聞けば聞くほど酷い話。まあ、私は、三菱乗りではないし、正直言うと今まで三菱の車なんか乗ったことがないので個人的には、今回の問題もさほど気にはしていないのだが、でも20年以上前からこういうことやり続けてきたって言うんだからほんとまあ酷い。かつては、石原プロの「ゴリラ警視庁第捜査8班」で劇用車として三菱の車が採用され、舘ひろしが乗っていたガルウィングの黒いスタリオンに憧れたし、ジャッキー・チェンの映画にもかつては必ずと言っていいほど三菱の車が登場していた。サンダーアームでジャッキーが乗っていた改造ミラージュのカーアクションなんか今見ても最高にカッコいいし、当時は本当に三菱の車は世界にも通用する素晴らしい車と言うイメージがあっただけに、今回の件は、非常に残念と言うか、がっかりというか。これも記者会見を見たけど、上の人達が口では反省しているようなことを言っているのだが、ただ書いてきた文面を読んでるだけのような感じだったし、心底から反省しているようには思えなかった。なんかへらへらしながらマスコミに質問に答えている姿がやけに気になった。
さらに酷い話と言えば、例のタックスヘイブン。世界の超富裕層が租税回避のために、パナマに資産隠しを行っているという話。今回のパナマ文書の公開を受けて、アメリカやフランスなど主要国は、調査を開始したらしいが、一方の日本政府は、なぜかすっとボケて開き直って調査をする考えなどないとか言う始末。きっと日本の大勢の政治家や大企業の人達もこれを利用しているに違いないし、何か後ろめたいことがあるのでしょう。結局今の政府がやっていることってこういうことなんだよね。こんなことをしておきながらやれ、政府に膨大な借金があるだとか、消費税を上げて、富裕層以外の人達から税金をむさぼり取っている。
まもなく、伊勢志摩サミットが開かれるが、外交面では一定の評価をしている自民党政権だけど、最近の酷いニュースを聞くと、今度の選挙では、やっぱりちょっと考えてしまう。かといって野党は頼りにならないしな・・・。ほんとに選択肢がなくてコマルン。