仮想通貨と言われましても、あまりピンと来ないのですが、成人の日のはれのひ騒動と同様に、こちらも巨額の詐欺事件に発展しそうな気配ですね。このー連のコインチェックの騒動を見ていると、何もかもがあさはかというか、現代の日本人がスカスカの空きだらけになってきているのではないかなあとつい邪推してしまいます。テレビCMに出川哲郎を使っている時点で気づかないと。あの人いつもこう言ってるでしょ?「やばいよやばいよ〜」て。出川を使うことで暗に警告を出していたんですよ(笑)。
まあこの手の話になると必ず責任のたらい回しが起こるのですが、私はやっぱりテレビの罪は重いと思いますね。なぜ問題になっている会社をもっと調べなかったのか。事前に防ぐ手立てがいくらでもあったはずなのに、何もしないでバンバンCMを流していたテレビ局の見識が問われるのではないかと思います。
まあ地上波を見ていないし、コインチェックのことを知ったのもこの事件が発覚した後だし、一体何が起きたんだ?と思う程度なんですが。若者がテレビにだまされて巨額の資金を投入してNEMを買ったという話もあるみたいですし。いずれにせよ「うまい話には裏がある」って昔からよく言われてきた言葉を忘れてしまった、あるいは知らない人達がカモにされてしまったのではないでしょうかね。
今は、悪の本質を突いた刑事ドラマや勧善懲悪の時代劇が放送されなくなってしまったので、こういうのに簡単にだまされてやすい人が多いのでしょうね。なにせテレビ局がやすやすと犯罪に加担して、しかも誰も責任を取らない時代ですからね。そら必殺やハングマンが封殺されるわけですわ。まあ必殺は今もやっているそうですが、昔みたいに社会風刺をうまく噛み合わせたスト一リ一なんてやらせないでしょうし。だって悪はテレビ局の方に潜んでいるわけですからね(苦笑)。
フジテレビがどんどん沈んでいるのもトップが責任を取らないからだし、だからもうとことん落ちるしかないんですよね。どこまで裸の王様を貫くことができるのか。それよりもこの騒動の顛末が気になりますね。