今年は例年に比べとても涼しい9月になっていますね。たまに夜散歩をするのですが、昨晩は半ズボンで歩いていると少し肌寒い感じがして、去年の糞暑い9月がまるで嘘だったかのように、いや、何十年も前はこの涼しさが当たり前であった。そう当たり前の秋が戻ってきたのだと、そんなことを感じさせられた夜散歩でした。
自分の利権よりも国民の命を優先して仕事をする。政界にもそんな当たり前を取り戻して欲しい昨今でありますが、気づけばあれよあれよという間に総裁選が進み、一昨日、菅新総裁が誕生し、今日、菅新内閣が発足するようです。菅、岸田、石破の三候補による投票選でしたが、まあ誰になろうが悪しき自民政治になるわけだし、あまり興味はなかったが、一番庶民寄りの主張をしていたのは石破さんだったかなと。消費税の減税については誰に聞いても増税一点張りなので自民の政治家には期待していないが、何よりコロナ対策を優先させると新総理が仰っておられるのでアップテンポで進めて頂きたいものですね。
しかし、よくよく考えてみたらGO TO政策を打ち出し、不要に人の移動を広げてコロナを巻き散らしているのは紛れもなくこの菅新総理。結局この人も国民の命よりも経済優先。旅行中に観光客がコロナに感染しようがそんなことお構いなしの自己責任を押し付けるスタイルを貫くのであろう。所詮自民党なんてのはそんなもんなんですよね。イケイケどんどん。負ける戦に突っ込んでいった日本軍と何ら変わらない。国民を巻き込んで知らず知らずのうちに感染させて闇に葬っていく。それが自民党という戦後の闇の勢力。
もう少し野党がしっかりしてくれればいいんだが、こっちはこっちでまだまだ経験不足というか、10年前の民主党政権の悪夢がまだ払拭できていない感じがしてなんだか頼りない。ここはやはりこれから出てくるであろう新政党に期待するしかないと思っているのですが、どれだけ身を粉にして国民のために働いてくれるのか。勢いのある若者たちに期待したいですね。