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ちょちょい日記

頭の中のほんのちょっぴり浮かんだ疑問を書き綴っております。

栄枯盛衰成れの果てに・・・

32年間放送されたいいともが終了してから早1年半。いいともと共にフジテレビのお昼のバラエティショーとして長年親しまれてきた小堺一機司会のトーク番組枠と、強烈な愛憎劇を描いてお茶の間を震撼させたお昼のドラマ枠が終了するという。学校や会社があるのでそんなにたくさん見たわけではないが、子供の頃は、夏休みや冬休みなどの長期の休みの日や、病気で学校を休んだりした日などは必ずいいともとセットで見ていたような気がします。




昼ドラと言えば、やはり、渡辺裕之が主演した嵐シリーズ3部作。その中でも特にハマッたのは「華の嵐」だった。「風と共に去りぬ」をモチーフに、昭和初期から戦後の時代を舞台に描いた華族の物語で、高木美保が男爵の娘を演じ、母を弄んだ男爵に復讐を果たそうとする物産会社の経営者を渡辺裕之が演じた。お昼のドラマにも関わらず前作の「愛の嵐」に続いて高視聴率をマークし、放送された年の年末には、総集編が放送されたり、何度も再放送されるほどに大人気となったドラマだった。渡辺裕之が高木美保はこのドラマで一躍有名になり二人はゴールデンコンビと呼ばれ、このコンビで再び「夏の嵐」と言う新シリーズも製作された。



当時からアクションものにべったりでこういう系統のドラマはあまり好きではなかった私ですが、母親が見ていた影響で一度目に触れるやいなやあっという間にのめり込んでしまい、お昼のドラマにも関わらず再放送などで全話見てしまった。高木美保が演じた朝倉柳子が本当に美しかったし、渡辺裕之の天堂一也もカッコ良く、長塚京三の凄まじい悪役ぶりも見応えがあり、ストーリーもよくできていて面白かった。天堂と柳子が互いににらみ合いながら、オルゴールのように二人が終始回り続けているオープニング映像とテーマ曲もとても印象に残っています。



ここ数年地上波のドラマは全くといって見ていない。これは絶対見てみたいと思わせてくるドラマにも全く巡り会わない。やはり、子供の頃に見ていたドラマと比べると、話の盛り上げ方や演出力、キャストの魅力など総じて今のドラマには欠落している部分が多く感じる。あと、お金がかけられないとか、クレームが多いとかの理由でアクション系のドラマが消えてしまったのも地上波を見なくなった理由の一つだ。


アクションドラマは今でもテレビドラマの肝なのではないだろうか。若い役者やスタッフを育てる上でもやはりその登竜門としてあって然るべきジャンルだと思うのだが、日本は全く駄目になってしまった感がある。アメリカのドラマなんかは、今だってアクションものが多いし、昔より洗練されて迫力のあるものが多いが、日本はなぜだか製作することさえ許されない空気になっているのがなんとも違和感ありありで解せない。視聴者を楽しませず内輪だけで楽しんで、本気で物作りしなくなった今の地上波には全く魅力を感じない。


例のデモ以降、視聴率がいよいよ危険水域に入りジリ貧状態のフジテレビが起死回生を狙ってか、これまでお茶の間に親しまれてきた番組をまた潰してしまう。で、その後の番組が結局またこれまでと似たような情報番組という・・・。21世紀に入ってからの日本のテレビは進化が感じられないと言うか、むしろみるみる退化していっているような気がする。とくにその中でも劣化が著しいのがフジテレビだ。


1980、90年代には20、30%の視聴率を出すのは当たり前、数多くのオバケ番組を生み出し、常にテレビ界のトップに君臨し栄華を極めたあのフジテレビが、今現在はゴールデン帯においても3、4%しか視聴率が取れず、大変な状況に陥っているらしい。チャンネルを合わせることがないので今どのような番組を放送しているのか全くわからないが、番組の内容以前にフジテレビにはこれまで視聴者を散々愚弄してきた前科が数多くある。まず視聴者の信用を取り戻すことを念頭に置かないと、最悪日本テレビ史上初のテレビ局倒産なんて話も現実化してしまうかもしれない。


信用されなくなると、結局どんな番組を作ろうが何をやっても駄目ってことになる。社会人なら誰だって簡単にわかることだろうが、ここ数年のテレビ業界を見ると、どうやらその根幹がわかっていないのではないかと正直疑いたくなる。

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