スカパーの標準画質サービスから、スカパープレミアサービスに移行して、HD画質でスカパーの番組が見られるようになってから早一ヶ月。確かに以前の画質と比べると綺麗です。とくにビデオ画質のドラマなどを見ると、ブラウン管でもはっきり違いがわかります。試しに仮面ライダー響鬼を見てみたら、以前は、薄暗く、ブロックノイズで見るに耐えない部分もあったが、今は、そういう問題もなくなり、キメ細やかに綺麗に映ります。アクションなどの動きの早い部分は、若干ノイズが気になるところもありますが、そう言うのは、地上波でもたまに出るし、許容範囲かな・・・。
アナログ放送の時は、ブロックノイズの問題はなかったんですが、今アナログ放送時代に録画したビデオを見直すと、普通のVHSで録ったものなどは、当時は、なんとも思わなかったが、今見ると画面が薄暗くてボケボケだし、3倍録画になると、さらにボケているし、ゲジゲジな映像過ぎてかなりきつい。でもS-VHSは、アナログの中では、今見ても一番綺麗ですね。3倍で記録したものでも普通に見れます。しかし、最近発売されているレコーダーには、コストカットのためなのか、S端子が装備されていません。
昔のビデオデッキには、最低でも3系統の入出力端子が備わっていたと思うのですが、最新のレコーダーには、コンポジットの出力しかついておらず、しかも1系統しかないという物凄く不親切で簡素な作りになってしまっている。これまでいろんな映像機器を楽しんできたヘビーユーザーからすれば、今のレコーダーは、大変不自由かつ、つまらない録画機器になってしまったなあと言うのが本音。まあはっきり言って露骨な「古いメディア斬り」と言うべきだろうか。もうVHSの映像をダビングすることもできないし、S-VHSなどは、完全に見捨てられて、本来の映像をレコーダーに取り込むことさえできなくなっている。
まあ今は、HDMI端子一本で、綺麗な映像と音声が気軽に楽しめる時代ですからね。時代の流れと言ってしまえばそうなのかもしれないが、せめて1系統ぐらい、S端子の入出力は、残してもらいたかった。これでは、レコーダーの買い替えもできない。今使っているレコーダーには、S端子の入出力があるので、壊れても直して使い回さねば・・・。