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ちょちょい日記

頭の中のほんのちょっぴり浮かんだ疑問を書き綴っております。

消える長寿番組

地上波のテレビを見なくなってから早10年以上経ちましたが、子供の頃から当たり前のようにあった番組が次々と消えていくのは、今は見ていなくともやはり寂しいですね。テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」と「日曜洋画劇場」がこの春の改編でとうとう消えてしまうらしいです。


土曜ワイド劇場と言えば、「松本清張の〇〇シリーズ」やら、藤田まことの「京都殺人案内」シリーズ、田中邦衛の「迷探偵コンビ」シリーズなどが記憶にありますが、なんといっても忘れられないのが天知茂の「江戸川乱歩の美女シリーズ」です。今は、ファミリー劇場で何度もリピ一ド放送されておりますが、美女の入浴やシャワーシーンが必ずあったり、怪しい人間達が奇妙な事件を起こして、それを天知氏演じる明智小五郎がたくみな推理で解明していく。エキセントリックな世界観がたまらなくて、子供ながらも欠かさず夢中になって見ていました。


このような2時間ドラマで確実に視聴率が取れる俳優がいなくなったというのが打ち切りの一つの要因らしいですが、もう一つは表現規制の問題ですよね。今は何でも規制、規制の時代でエロ・グロ・アクションなしの動きのないドラマしか作れないし、金もかけられない、世界観が薄いから役者も育たない。昔の明智小五郎のシリーズのような、エロ・グロ・アクション満載の強烈なインパクトのある作品を今も作ることができていたらまだまだ続いていたと思いますが、結局、テレビ局側がそういう冒険を拒んで、安全志向の安っすいバラエティ番組ばかりを作る。若者のテレビ離れと言われる昨今ですが、そらそうでしょ。作る側にポリシーもなく、後世に残るものを作ろうという気概もないわけで。


日曜洋画劇場は19年前に解説の淀川長治さんが亡くなった時点で、私の中でこの番組は終了していたのですが、あれからここまでよく続いたなと。でも今はタイトルが残っているだけで、洋画が放送されることはめったにないし、放送されても淀川さんがいた頃のような古い名作やマニアックな作品は放送されない。で、映画をやらない時は、さっきも書いた通りの安っすいバラエティ番組でお茶を濁している感じなんでしょうか。ただ現実問題、そのバラエティのほうが視聴率が良いらしいので、これはもう時代の流れだと思って諦めるしかないですね。今はBSもあるし、スカパーでたくさん面白い映画を見ることもできるし。


物心ついた時から当たり前のように見ていた2つの長寿番組が姿を消す。平成もまもなく終わるし、テレビもこうしてまた変わっていくわけです。変わるのは一向に構わないのですが、内向きにはならないで欲しいですね。小さくまとまるのはやめて欲しいです。

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