この週末はまたとんでもないニュースがたくさんありましたが、オウムの麻原たち、地下鉄サリン事件の7人の実行メンバーの死刑が行なわれたという一報は衝撃でした。各地の形務所で同時刻に7人の刑を施行する。日本では前例のないやり方でしたが、事の重大性を鑑みれば至極当然のやり方だったのではないかと思うが、なぜこの大雨の最中、このタイミングで行なわれたのか、何か意図的なものを感じてしまいます。
そして、西日本を襲った大水害。大阪も一時期大雨が続き、最寄の川の水位が上昇して氾濫しかけたのですが、今回はなんとか持ちこたえた。川よりも低い土地の上に住んでいるので、もし川が溢れていたら岡山や広島のような被害を受けていたかもしれません。岐阜の雨量が最大1000mmを超えるという、今までに聞いたことような数字が出されていたが、長良川も何とかもちこたえたみたいですね。
日本の大水害と言えば、「昭和の三大台風」のうちの一つで終戦直後に起きた枕崎台風では、今回と同じく広島が大被害を被り、広島だけで2000人以上を超える死者・行方不明者が出たそうです。西日本では1982年の長崎大水害以降、これといった大きな水害が起きていなかったので、おそらく油断があったのか、甘く見ていたのかもしれないが今回予想外の大きな被害が出てしまったようですね。
ここ数年、日本の気候は随分と様変わりしてしまって、雨の降り方もますます異常になる一方ですが、改めて日本という国は災害王国とでも言いますか、忘れた頃に大きな災害が起きてしまう国なんですね。自分のところだけは大丈夫なんてことを考えてしまうと、きっと後悔することになる。日頃からの備えが大事ですね。