芸人の桜塚やっくんと言う方が交通事故で亡くなったらしい。この人がブレイクしていた時は、まだしょっちゅう地上波を見ていて、スケバンの格好をして客いじりしてた姿を何度か見かけたことがあった。
事故の発端は、当時、車を運転していたやっくんが高速道路の中央分離帯の壁に車をぶつけてしまったこと。こう言う事故って、最悪な条件が色々と重なった時に起きてしまうんですよね。今回の場合も事故が起きた場所が急なカーブの続く下り坂だったり、ワゴンが停まった所が追い越し車線だったり、道幅が狭かったり、夕方でしかも小雨が降っていて、非常に見通しの悪い時間帯であったりと、とにかく最悪であったとしか言いようがない。
この事故では、先にマネージャーの人がトラックに轢かれて亡くなられているが、マネージャーは、当時、車の一番後ろの座席に乗っていたそうだ。しかし、事故を起こしたワゴンには、左側にしかスライドドアがついておらず、そこから降りて、車道側に出てしまったため、一瞬のうちに後ろからやってきたトラックに轢かれてしまった。やっくんもマネージャーの事故を目撃し、慌てて運転席から降りて、後続車を止めるために車道に出てしまったために、普通車に跳ねられてしまった。たまに高速を使うことがあるから、なんだか人事とは思えなかった。
私も10年ぐらい前、ドライブで大雨が降っていた夜に高速を使い、100キロ以上のスピードでぶっ飛ばしたことがある。外は真っ暗かつ土砂降りで、フロントガラスに雨が滝のように打ちつけ、ほとんど何も見えない状態だった。前を走っている車のテールランプの光だけを頼りにひたすらそれを追い続けていた感じだ。もし、あの時、自分が事故を起こしたり、また事故車と遭遇していたらと思うと…。ほんと無謀だったなと反省するばかり。
今回はたまたま事故に遭ったのが芸能人だったから大きな話題になっているが、こう言う事故って毎年繰り返されている事なんですよね。事故が起きた山口県のその道路は、しょっちゅう今回と同じような事故が起きている場所らしく、魔のカーブらしい。日航機墜落事故の坂本九の時もそうだったけど、若くて夢半ばで悲惨な事故に遭い、無念の死を遂げてしまう芸能人のニュースは、いつの時代も衝撃を受けてしまいます。お二人のご冥福をお祈りすると共に、あそこの道路は、道を広げるなり、直線に変えるなり、何らかの対応をするべきだと思います。