緊急事態宣言が出てから10日ほど経ったが、案の定何の効果もなく、東京は昨日も1200人以上の新規感染者が出て、6日連続の1000人超え。都内の自宅療養者数は9442人にのぼり、自宅療養中に容体が急変して死亡するケースが増えている。神奈川でも感染者急増に伴い、自宅療養者は自分で健康観察をしなければならない状況になっているそうで、要するにこれは県が県民の命を見殺しにする施策に転換したと言っても過言ではないところまで追い込まれている。
先週緊急事態宣言が出た大阪は新規感染者が400人台に留まっているものの、17日には19人のコロナ患者が死亡しており、やたら死者数が高い状況になっている。静岡ではイギリス流行型の変異ウィルスに感染した人たちが見つかり、いよいよ国内でも変異種が拡散し始めているようである。
こんな切羽詰まった状況であるにも関わらず、この国のあほの政府は予定通りに国会を開き、いつも通りのスケジュールをこなして、あほの首相が官僚の書いた他愛のない文章を読むだけの施政方針演説をしていた。真面目に聞いても無駄な気がしたので詳しい内容は覚えていないが、デジタルがどうのとか今そんな話をしている場合ではないんじゃないのと、当然のようにツッコミを入れる程度のつまらないものであった。東京や神奈川で医療崩壊が起きているんだから、そのことについてもっと具体的にどう対策を打っていくのかを知りたかったが、結局この人たちはこの期に及んでも自分たちの権力争いとか、利権のことしか頭になく、国民を見殺しにしていくつもりなんだろうなってことは演説を聞いてよく理解できた。
アメリカでは3回目の給付金が決定し、国民に一律14万円が配られるらしい。一方、市民生活など知ったことかと国民をないがしろにする我が国の政府は国民に協力を求めるばかりで補償の話には耳を貸さず逃げてばかりいる状況。他国は積極的に財政支出、財政出動をしているが、この国の狂った政府は未だに緊急事態という認識がないというか現実逃避しているみたいで、そんなもん知るかとばかりに横柄な態度を取り続けている。
国民を苦しめ続ける自民党。国民を見殺しにする自民党。責任を果たさない自民党。ヨーロッパなどの陸続きの国ならまだしも、島国の日本は台湾のように最初の段階でコロナを完全封鎖できたはずなのだが、その時自民党は大量に外国人を入れ続けて、つい最近まで、いやもしかしたら今も隠れて外国人を流入させているかもしれない。やはり自民党は全員打ち首。主水さんたちに斬られなければいけない存在。こういうふざけた人間達を国民は許してはいけませんね。